Traditional

Materials

天然木曽ヒノキ – 抗菌性と耐久性


わたしたち岩田三宝製作所は江戸時代中期から木曽ヒノキをつかった三方をつくっています。
木曽ヒノキはその耐久性、木目の美しさ、香りの素晴らしさから1000年もの昔から神社や仏閣の建築材料に使われてきました。神聖な木として、神社仏閣に奉納する時の器や家具として長年使われてきた歴史があります。木曽ヒノキは近年、価格の高騰から生産量も激減して貴重な材木となっていますが木目が細かく滑らかな手触りと強い抗菌効果があり、吸湿性に富む素材はひび割れや収縮にも強いと言われています。
季節は冬、檜の木々は極寒の厳しい環境の中でもゆっくりと成長し、その季節を年輪に刻み重ねることで、木目は細かく美しく育っていきます。
そんな人の手を加えることのできない自然環境と秘境の地で成長した長野県木曽谷国有林の天然木曽檜、樹齢300年の大樹を贅沢に柾目挽きにした一枚板を使用しています。
また、綴じ目には生産量の少ない貴重な山桜の皮を使用し、職人がひとつひとつ手作業で、美しく磨き上げるように丁寧に製作しております。

technique

代々受け継いできた伝統の技術


当社は江⼾中期の頃より、代々三⽅作りの技術を受け継ぎ、質のよい製品をつくり続けています。
よいものをより安くご提供するために、機械化、合理化を⼼がけておりますが、職⼈が⼿作業で細部まで仕上げることにこだわっています。
伝統を受け継ぎ、素材を活かした繊細な職⼈の技を製品の品質に感じ取っていただければ幸いです。